雷鳴 空へ落ちてゆく倒立した世界樹 来永 未来へ流れる時間からはずれたあなたは その手に土くれこねればその手に命をつくる ふわりと舞う羽 あれは誰のなの 私にないから欲しがり手を伸ばし ヒトのさだめ なんて 飾りつけたことばで 心を刺すだけ ねえ 終わりの日は終わりの日と知られれない 誰も彼も 終わりの日をまどろみ過ごす 何も覚悟せぬままに この地に咲く花の色の濁りにさえ気づかぬまま 来下 天津常世のくにがあるのなら 昏い絵 空へ手を伸ばした画家の手による 終わりの日を終わりの日としかと知らせるように 黒い大地 夕焼けにさえ染まらず かなたに流れる血 この手には白い花 穢れを他の誰かに押しつけ 私は綺麗と あなたに囁かれて 愉悦にひたり思考停止 いつ来るか知れぬ 最後の時に 目を背け 祈る この夜 星空またたく間の儚い命よ きらりと光るの あれはいつのなの 生まれる前から欲しがり手を伸ばし これも最後と いつかに覚えた目眩におぼれる 快感 退嬰 腐敗へ ああ かなたで叫び声 この目には日常 痛みを他の誰かに押しつけ 私は幸せ かなたには絶望を この身にあふれる希望を いつ来るか知れぬ最後の時には全てを一つに かなたでは枯れ果てた この花を抱きしめて すべてのものにすべてのときに審判の鐘が ああ