読書記録
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2004/08/11
『転回の時代に 科学のいまを考える』 著:池内了
岩波科学ライブラリー 130P
物理学者のエッセイ集。
エッセイなので難解な文章ではなく、面白みがあります。
混沌たる現代に生きる上で、これくらいのものは一度は読んでおいた方が何かと役立つかも。
“その時”はいつでも混沌としているんでしょうけれど。
推奨度
★★★★★
大見出し
天文学 生物科学 デカルト主義 弁証法 実験 フラクタル ゲージ理論 異端の科学 情報 ジェイソン 運動学 講義 中間子 自然科学
起源 パターン 量子論 研究 偶然の発見 理論 単位 価値 驚き 十字路 ヨーガ ゼロ 原子力 科学・技術・社会 オッペンハイマー
寺田寅彦
2004/08/10
『サキャ格言集』 著:サキャ=パンディタ 訳:今枝由郎
岩波文庫 210P
誰でも読める、平易で且つ重みのある格言を457句集めたもの。
読書慣れしていない人は、こういうものから入るのも良しですよ。
「獅子は兎を殺すにも象を殺すにも全力を尽くす」は、サキャ発祥だったのかそれとも以前からあったものなのか。
推奨度
★★★★★
2004/08/08
『相対性理論の話』 著:H・コンドー 監訳:向井忠亮 訳:杉元賢治
東京図書 106P
相対性理論を全く知らない人にお勧めの超簡易入門書。
そんな理論の名前は脳に入力されるだけで鳥肌が立つという人はこの一著で解決。
中高生の夏休み読書なんかに最適かと思われますがどうでしょう。
推奨度
★★★★★
大見出し
平和を愛した天才 歴史をちょっと あらゆるところに運動、運動 あなたは選択権をもっている 「汝自身の時間を選べ」 高速度の科学
アインシュタインが青春の泉を発見する どうぞ正道を歩んで下さい 星からの光を曲げる 「喜びのための空間、そして美」
ゼリーのなかの星
2004/08/07
『シャンカラ』 著:島岩
清水書院 245P
CenturyBooks人と思想シリーズ。
インド最大の哲学者シャンカラの思想を、ウパニシャッド哲学の完成という視座で見ていく本。
六学派の中でもヴェーダーンタ学派を基としている哲学者ですね。
インド思想は難解極まりなしです。
同時代のギリシア・中国と比べても段違いで難解ですね。
難解な分、努めて平易な文にしようという試みがみられます。
推奨度
★★★★
大見出し
シャンカラ師と初代シャンカラ 伝統と核心 インド思想の次元と軸 自己と自己の本質─精神と物質という座標軸に基づく考察
自己と世界─実在と非実在という座標軸に基づく考察 絶対者と世界─原因と結果という座標軸に基づく考察
解脱への道─行為の肯定と否定という座標軸に基づく考察 シャンカラ的なるものと現代
2004/08/05
『科学-技術の未来 ゲーテ・自然・宇宙』 著:ハイゼンベルク 訳:芦津丈夫
人文書院 181P
某有名な不確定性原理のゲーテ大好きな彼が行った講演集。
口述のものなので、文章自体は平易で、数式も出てきませんし、文系理系問わずお勧めです。
ニュートン的な視座もゲーテ的な視座も、両方忘れてはいかないということですよ。
現代科学教への警鐘です。
推奨度
★★★★
大見出し
ゲーテの自然像と技術-自然科学の世界 現代物理学に照らしてのゲーテ色彩論とニュートン色彩論 <内面への芸術の旅>への省察
2004/08/03
『ショーペンハウアー』 著:エドゥアール=サンス 訳:原田佳彦
白水社文庫クセジュ 160P
著者のフランス人らしさが良くも悪くも出ています、と云っても余り悪くは出ていませんが。
二十世紀思想家達との比較視点は面白いです。
平易でもないですが、ショーペンハウアー自身が難解な文体というわけでもないので、読みやすくはあります。
推奨度
★★★★
見出し
ショーペンハウアーの位置 形而上学的基礎 認識論 意志と表象 ショーペンハウアーの形而上学にみられる著しい特徴 美的行程
ショーペンハウアーと芸術品。イデア論 芸術の分類 美的企ての不足 倫理学的解決策 生きることの不幸と意志の策
同情、<基本的な倫理現象> <生きる意欲>の否定 ショーペンハウアーの現在
2004/07/30
『90分でわかるキルケゴール』 著:ポール=ストラザーン 訳:浅見昇吾
青山出版社 117P
キルケゴール入門としては(以下略)としてしまいたいくらいに、最適。
というか、イギリスでベストセラーのin 90 minutesシリーズにハズレは無しですね。
特に、『黒猫』プレイヤーとしては、キルケゴールには触れてみて欲しいです、色々発見があるかと。
推奨度
★★★★★
2004/07/29
『90分でわかるサルトル』 著:ポール=ストラザーン 訳:浅見昇吾
青山出版社 113P
門外の人が触れるに相応しいサルトル入門として最適。
しかし読み終わっても、「何だコイツ?」と思うこと間違いなしなのがサルトル。
中学生だった私を、哲学に引きずり込んだ一文を『実存主義とは何か』から引用。
「人間は自由へと呪われている」
推奨度
★★★★
2004/07/29
『90分でわかるデカルト』 著:ポール=ストラザーン 訳:浅見昇吾
青山出版社 92P
ちょっと内容が薄過ぎる気がしないでもないですが、本当にデカルト最初の一歩、としてはお勧めです。
語り口は矢張り面白いです。
推奨度
★★★★
2004/07/28
『獄中からの手紙』 著:ローザ=ルクセンブルク 訳:秋元寿恵夫
岩波文庫 138P
この読書記録が真面目で堅いものだと思っている人の偏見も崩してあげましょう。
ローザ萌え。
萌え度
★★★★