読書記録
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2006/07/26
『憲法(2)基本的人権I 第3版』 編:阿部照哉/池田政章/初宿正典/戸松秀典
1995 有斐閣双書 248P
憲法を全四巻で体系的にきっちりと詳説しているうちの一冊なだけあって、
中味はものすごく濃いです。
正直濃すぎて入門として読書するには向いていませんが、
まったく退屈なものというわけでもないあたりが好感。
本当にいい仕事していますね!という感じなのですが、堅実すぎてコメントに困るというのも。
10年ほど前のものなだけあって、古い点もちょこちょことあります。
推奨度
★★★★
大見出し
基本的人権の歴史 基本的人権の理論 包括的基本権 精神的活動に関する基本権
2006/07/25
『今さら他人には聞けない日本国憲法』 監修:加藤晋介 編著:日本の常識研究会
1997 KKベストセラーズ 254P
下と同じく、法に関してはこういった雑学然としたものは本当にありがたいです。
おそらくモノによるのでしょうが、これもまた中立的な立場で明快に憲法を解説しています。
右ページに条文、左ページに要約と理解を深めるための解説、という体裁になっています。
条文は何度も読んでいる、要は解説を見たいんだよ、という人は、
左ページだけを読み進めていけばいいというわけです(偶にページが続いて見開きになる時もありますが)
推奨度
★★★★★
大見出し
前文 天皇 戦争の放棄 国民の権利及び義務 国会 内閣 司法 財政 地方自治 改正 最高法規 補則
2006/07/24
『図解雑学 六法』 著:三木邦裕/豊田啓盟
2003 ナツメ社 228P
ナツメ社の図解雑学シリーズは名著が多くてありがたいです。
いやはや知らないことが多くて色々と興味深く読めました、やはりこの図解つきというのがとにかく高得点です。
読み始める時は苦手意識たっぷりでも、スラスラと読めていけます。
そしてさらに、まったく中立的な立場(私がそういう風に見ることができry)なのが何よりです。
法を専門に勉強するのでなければ、こういった雑学書で学ぶ方が、
中立公正に見ることができていいんじゃないかとまで思います。
しかし恥ずかしながら、商法が民法の特別法だったとは知りませんでした。
こう、並んでるものだから、対等なモンかとばかり……
推奨度
★★★★★
大見出し
6種類の重要かつ基本となる法六法 あらゆる法の基礎となる日本国憲法 身近なトラブルを解決する民法
あらゆる商いに関する法律商法 人々の利害衝突を裁く民事訴訟法 犯罪と刑罰を定めた刑法
犯罪者の処罰までの決まりごと刑事訴訟法
2006/07/23
『日本の憲法 第三版』 著:長谷川正安
1994 岩波新書 230P
何だか明らかに入門向けという形をとっていながら、中味は入門向けではなくて、
著者の自己満足で終わっているという感じがものすごいします。
ずっと上からモノを言われ続けている感じがして嫌でした。
後は話題が、その時々の時事問題に限っていることが多くて、そのあたりも古臭く感じられます。
推奨度
★★★
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憲法を考える 天皇と国民 戦争と平和 権力の集中と分立 国民の権利と義務
2006/07/22
『早わかり日本国憲法』 著:小林武
2005 かもがわブックレット 64P
中立的な立場で、深くはつっこまずに、憲法の条文+その解説という構成になっています。
何かに偏ったりしていませんので(私が中正で見られているのであれば)、
入門にはこれが一番のように思えます。
ただ表紙の写真はちょっと見苦しいです(失礼か)
推奨度
★★★★
大見出し
前文 天皇 戦争の放棄 国民の権利及び義務 黒海 内閣 司法 財政 地方自治 改正 最高法規 補則
2006/07/21
『憲法への招待』 著:渋谷秀樹
2001 岩波新書 219P
いかにも教科書、という感じではない読み物としての入門書だからか、グッと読みやすいものに仕上がっています。
読んでいて普通に面白いと思えました。
24の、「〜か」「〜なぜか」「〜できるか」という小見出しをつけていて、興味を惹く形になっています。
部分部分のところは少々特定アジア日和見なところがあるのが残念ですが、
「卑猥」についてやその他諸々のところについての批判は、よく言ってくれた、と思えます。
ここぞという絶妙なところでロックやモンテスキュー、そrねいミルの名が出てくるのも好感。
推奨度
★★★★
大見出し
憲法とは何か 人権は誰の権利か 人権にはどういうものがあるか 政府を形づくるルールとは 政府の活動はどのようなものか
2006/07/20
『これだけは知っておきたい! 高校生の憲法・刑法』 著:尾崎哲夫
2005 自由国民社 185P
対話体で、さらに各章に設けられているまとめが分かりやすくて便利でよいです。
どちらかというと、教科書のサブとしての参考書のような感じでしょうか。
しかしいたく痛感するのは、やっぱり条文は読みにくいということ。
何ですかこの気持ち悪い阿呆訳体は。
推奨度
★★★★
大見出し
憲法総論 基本的人権 統治機構 刑法総論 刑法各論
2006/07/19
『対論 改憲護憲』 著:中曽根康弘/宮澤喜一
1997 朝日新聞社 207P
ここで話していることが本当に本音であれば、この二人、本当に食えない人達ですね。
いわゆるフツーの改憲派・護憲派とは全然違いますね。
これくらいの独自意見を持っていて、それをガンガンぶつけて議論していくのなら、
それはそれで面白いと思うのですが、
こんなシニカルでアイロニカルな議論できる政治家は、下の世代にはいないでしょう。
やれ侮辱だの何だのと、すぐにつまらないことで怒り出す、まったく下らない。
内容はもちろん批判的視点さえ忘れなければ、両者にかなりの賛同部分と否定部分が見られることかと思います。
推奨度
★★★★
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改憲か護憲か 憲法で火花を散らした頃 安保体制と憲法 九条と集団的自衛権 アジアの目 政界再編と憲法
2006/07/18
『映画日本国憲法読本』 編:島田惣作/竹井正和
2005 FOIL 266P
吐き気がするほど気持ち悪いようなことを言っているところと、なるほどその通りだと納得できるところとで、
差が激しいです。
日本国憲法っていう映画のシナリオと、そのシナリオに使ったインタヴュー集が載っています。
チョムスキーはおおむねその通りのことしか述べていませんね。
思っていたよりは楽しめた感じです。
読むときは批判的視点を忘れずに。
推奨度
★★★
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映画採録シナリオ ジョン・ダワー ノーム・チョムスキー ベアテ・シロタ・ゴードン チャルマーズ・ジョンソン
日高六郎 韓洪九
2006/07/17
『言葉にのって』 著:ジャック・デリダ 訳:林好雄/森本和夫/本間邦雄
2001 ちくま学芸文庫 254P
やっぱりデリダはワカンネ。
インタヴューという形なので、それでも著作よりは分かりやすいかもしれません。
まあ基本的にそんなにオススメはしませんが。
後半三つはそこそこ面白く読めるとは思います。
「私は≪逃げ去る≫という言葉よりも≪壊れやすい≫という言葉の方が好きです。
壊れやすさ、私はそれをみずから要求しましょう。
赦しの壊れやすさは、赦しの経験の大事な要素ですから。
私は、もし赦しがあるならば、それは人知れず、留保された、ありそうもないはずのものであって、
したがって壊れやすいものにちがいない、というところまで考えを押し進めようとしました。
被害者たちの脆弱さ、その脆弱さに結びつけられる傷つきやすさは言うまでもありません。
私は、このような壊れやすさを考えようとしているわけです」
推奨度
★★★
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肉声で 歓待について 現象学について 政治における虚言について マルクス主義について 正義と赦し