キャラクター紹介

プロベンザーノファミグリア

 

 

■インゼリーロファミグリア ■プロベンザーノファミグリア ■ロシアンマフィア ■その他

 

 

 

ニーノ=プロベンザーノ Nino Provenzano 167cm 79kg
58歳。

“カポ・ディ・トゥッティ・カピー(ボスの中のボス)”ことドン・ニーノ。

元コルレオーネ一家のカポ・ルチアーノ=レッギオの片腕ベルナルド=プロベンザーノを祖父に持ち、

父親と共にサルバトーレ=リイナの下で80、90年代の抗争時代を生き抜いた。

その後、リイナの逮捕後に台頭するもパレルモでの抗争には敗れ、

チャクリーにて形骸化していたグレコ一家を撲滅し再起を果たす。

90年代後期にはパレルモのコルレオーネ残党との決着を付け、

シチリアの主要部を制して21世紀には名実共にシチリア一のマフィアのボスとなり、

ヴィンツェンツォやダリオといった個性的な部下達と“王国”と称されるプロベンザーノの礎を築く。

その手腕は狡猾さで知られ、麻薬と金を巧みに使いライバルを没落させてきた。

殺しに関しても従来のマフィアを嘲笑うかのように、掟破りのコルレオーネ式を見せ、

他のファミグリアの心胆を凍えさせた。

ただ、最近は歳の所為か往年の気勢はなく、家族との不和もありすっかり意気消沈してしまった。

後継者指名に頭を悩ませる。


「アレには一生ゴミ溜め場の掃除役がお似合いだ」


旧版



 

レオルキーナ=プロベンザーノ Reorcina Provenzano 166cm 55kg 90-66-91

49歳。

ニーノの妻。

といっても、ニーノとの関係は既に冷め切っており、熱を求めてヴィンツェンツォに身体を委ね、不倫関係にある。

ニーノが老齢にさしかかり、粗暴さと偏屈さで人望を失ってからは、

彼女が実質的なプロベンザーノのカリスマとして組織を切り盛りしてきた。

聡明さと理知的な思考、進取に富んだ発想力はインゼリーロ・ファミグリアのロザリアに通じるものがあるが、

彼女は生粋のマフィア一族の娘として生まれ、そのやり方を学び、熟知しているという点で、

より積極的で心得ている人物。

ニーノとは政略結婚にも等しかったが、それでも一男一女をもうけた。

ただ、彼女は二人の息子がカポの器ではない事に心痛しており、新たな後継者を模索していく。

そこでキアーヴェに興味を抱き、マルチェロを通じて引き抜き工作を行うも失敗した。

しかし、ただ打算で動いているだけでなく、心底キアーヴェに惚れ込んでいるようだ。


「ふふっ、こんなオバサン相手をデートに誘うわけないって?」

「だから、貴方に来て欲しい、ヴィンツェンツォを止めて欲しい……、私はあの子が後を継ごうと構わない。
私は、私にとってあの子は、愛する息子には違いないのよ……」


旧版



 

カロジェッロ=プロベンザーノ Calogero Provenzano 175cm、81kg
30歳。

“プロサングェ(サラブレット)”の異名を持つ、プロベンザーノ・ファミグリアの“ソット・カポ(副首領)”。

ドンであるニーノの実子。

その異名はマフィアの名家であるプロベンザーノという彼の家系と共に、

競馬の国際的な大レースがある度にシチリアを留守にするというほどの競馬狂にちなんでいる。

元々、構成員達が皮肉ったり愚痴ったりする時に使っていた綽名が、そのまま定着してしまったのである。

異名がその偉業からでなく陰口に端を発している時点で、

彼のファミグリア内での人望というものが計り知れてしまう。

実際、競馬狂でサッカー狂、おまけに公然と売春宿を経営しているどころか、

麻薬狂(売る方で)でさえある彼は、組織内でも侮蔑される部類の人間である。

金を稼ぐ事と自分の趣味に対してのみに異様な執着を見せ、

ニーノやヴィンツェンツォのように自分の体面を保つ事にも、

レオーネのように殺しを楽しむ事にも興味を示さず、

普段はシチリアに居ない事もしばしばという、およそマフィオソらしからぬ男。


 

レオーネ=ピノ=プロベンザーノ Leone Pino Provenzano 172cm、70kg

25歳。

“カーネ・インパッツィーレ(狂犬)”の異名で恐れられるプロベンザーノ・ファミグリアの構成員。

ドン・ニーノの次男、レオルキーナの実子。

血を公然と好む冷血漢で、

仮令、相手が女・子供であろうと平然と殺しを楽しめる凶暴な殺人狂。

自分だけの殺し専門部屋を持ち、

相手を硫酸プールに突き落として殺すのが得意技というか、趣味という、完全に頭のネジが外れている男。

だが、その数々の偉業に気前の良さも相俟って、若い構成員を中心に人望を集める。

自分のセカンドネームにしてしまう程に、

マフィアの全盛期に活躍したグレコ一家の殺し屋“靴”のピノ=グレコを崇拝しており、

彼と似たような手法で相手を殺す事を好む。

ただ、射撃を含めて殺しに関しては一品の腕前を持ってはいるが、

カロジェッロとは正反対に金策や政治家との駆け引きなどには、

マフィアの幹部としては異常なくらいに無頓着、というよりも、無知で無謀。

ただ単に流血好きという噂もあり、事実、父親であるニーノは実の息子である彼を、

「レオか、確かにあいつは殺しに関しちゃ天下一品だ。あれはベルナルドのじいさん以上かもしれん。

ただ、じいさんと一緒で頭の中身はニワトリ並だ」

と酷評している。

本人は、表面上は取り繕ってはいるが、

幹部達が集まっている場での父の発言に対して強い憤りを感じているらしい。

キアーヴェとジューセッペをライバル視している。


「あんなジジイが残ったところで何が怖い?
成功した連中ってのは、時間と共に使えねぇガラクタに成り下がっちまう……、
そんな廃棄物、まあ、在庫処分を免れたようなあれの何が怖いって言うんだ、テメェは?」



 

ヴィンツェンツォ=カバリエーロ Vincenzo Cavaliero 195cm、102kg
47歳。

“アック・アック(高射砲)”のヴィンツェンツォ。

プロベンザーノ・ファミグリア内で“コンシグリエール(顧問)”の地位に就いており、

名実共にカポであるニーノに次ぐファミグリアのNo.2の地位にいる男。

ファミグリア内屈指の派閥を持ち、麻薬業や賭博業を統括する。

マフィオソ達の間でも特に風変わりなその異名は、

グレコ一家との抗争中に相手が溜まり場として利用していたナイトクラブを、

一般客ごと高射砲で爆破した事で付いた。

これ以降、彼はシチリアで最も凶暴な男という評判を欲しいがままにする事となる。

プロベンザーノ・ファミグリアのカポにして、

“カポ・ディ・トゥッティ・カピー(ボスの中のボス)”と呼ばれるニーノ=プロベンザーノとは、

彼がコルレオーネ一家に所属していた時代からの部下で、

ニーノの祖父の代からプロベンザーノという名に仕えてきたマフィア一門の出身者。

また、彼はニーノの“コンパーレ(子供の洗礼の際の立会人)”でもあり、非常に親密で、全幅的な信頼を得ている。

ただ、レオーネを中心とした若い構成員達の間には麻薬の旨みを独占する彼に対する不満も強い。


「あの女の時代は終わった。ロッソ、お前が来れば確実にレオーネを殺れる」



 

サリータ=プロベンザーノ Salita Provenzano 169cm、52kg 86-62-80

21歳。

ニーノとレオルキーナとの間に産まれた末の娘。

しかし、本当の父親はヴィンツェンツォなのではないかという疑念も持たれている。

母親以上に肝の据わった人物で、物怖じしないのが特徴で、

ヴィンツェンツォをして「マフィア向き」と言わせしめた性質の持ち主。

母同様にニーノのことを好ましく思っておらず、また、インゼリーロ・ファミグリアのキアーヴェに好意を寄せている。




 

ダリオ=ムティルス Dario Mutyls 180p、159s
39歳。

“死体詰めの酒樽”という、ある意味ではヴィンツェンツォ以上に物々しい異名を持っている、

プロベンザーノ・ファミグリアのもう一人の“ソット・カポ(副首領)”。

その圧倒的な巨体にも関わらず、

軽やかにジャンプをするので周囲を驚愕させるビックリ人間コンテストの出場者。

ヴィンツェンツォ派閥の中では主のヴィンツェンツォに次ぐ地位の持ち主で、

麻薬関係の仕事を請け負う生粋の悪漢で、

特にグレコ一家との抗争の時期にあまりにも多くの死者と行方不明者を出した事で、

一躍恐怖の権化ともいえる存在と化した。

その際「行方不明になった連中はみんなあいつに喰われて、今頃、糞と一緒にあのクセェ下水の中よ」と、

プロベンザーノの幹部の一人が口走った事で今の異名が付いた。

事実、不気味なまでに膨らんだ彼の腹にはある種の信憑性が宿っており、

抗争相手のマフィオソ達は気が気でなくなってしまったらしく、

その殆どがチャクリーを離れ逃げるように山岳地帯に隠れる事となる。

性格は品行下劣で無学者だが、マルチェロとの口喧嘩では五分五分に持ち込めるなど、

今までのマフィオソ歴と経験に基づくスラングには事欠かない。

時折、カポであるニーノ直々にたしなめられるほどに荒っぽく、不誠実な言動も目立つが、

長年の部下である彼に対する信望は、ヴィンツェンツォのみならずニーノからも厚い。




 

マルチェロ=ガッルッツォ Marcello Galluzzo 183cm、81kg

自称53歳。

“スクアーロ(鮫)”の異名を持つ、プロベンザーノ・ファミグリアの幹部。

ヴィンツェンツォやダリオといった彼と親しい関係のマフィオソ達は、皮肉を込めて彼を“顔なし”と呼ぶ。

しゃがれた声とオールバックが特徴的で、また、喉に痰が絡みやすい男。

実はシチリア系イタリア移民の子で、アメリカに国籍を置き、

ロサンゼルスのマフィアファミリーの幹部であったが、

ファミリーが黒人系やヒスパニック系といった他の犯罪組織との抗争で破れた為にアメリカを脱出し、

親戚筋にあたるヴィンツェンツォを頼ってシチリアに逃れて来た。

その際、本来はアウトサイダーでしかない彼の入会を認め、

あまつさえ幹部の地位にまで就かせてくれたヴィンツェンツォと、

ニーノ=プロベンザーノに絶対的ともいえるほどの忠誠を誓っている。

派閥の主であるヴィンツェンツォ自身やダリオのように、

武闘派の人物が多いヴィンツェンツォ派閥では貴重な知的労働の面を請け負う。

得意技は脱税と所得隠し、手練手管の保険金詐欺と税金泥棒、裏金造りに資金洗浄と、

ファミグリア内の資金繰りは彼一人でなされているといっても過言ではないほどの辣腕ぶりを見せる。

非常に狡猾な、いかにもイタリア人らしいアメリカ人である。

アメリカ式の流儀で生きてきた故に、合理的で冷静、現実的に物事を進める術を熟知している。

スパイという意味合いもあるだろうが、

プロベンザーノ一家の構成員の中では最もインゼリーロ・ファミグリアとの交流が深い。

キアーヴェの入会の儀式にプロベンザーノの代表として立会人に加わったのも彼である。


「クハァッ、生憎だが格下は相手にしない主義だ」



 

エウストマ=カルタニッセッタ Eustoma Caltanissetta 195p、91kg
25歳。

プロベンザーノ・ファミグリアの幹部。

ヴィンツェンツォ邸の庭師にして、そのボディーガード役。

巨漢であるにも関わらず敏捷性にも優れており、

護衛や殺し屋としては非常に有能だが、それ以外にはこれといった取り柄のない若きマフィオソ。

カルタニッセッタのマフィア・ファミグリアのボスの庶子として生まれた彼であったが、

母親がギリシア人の売春婦であった為に認知はされず、

実の父親の下で小間使いのような暮らしをしていたが、

某パーティーの際にその図体をヴィンツェンツォに気に入られて、チャクリーに連れていかれた。

その後、グレゴ・ファミグリアとの抗争などでいくつかの殺しをこなしていたが、

それがニーノにいたく気に入られて若衆では異例の幹部昇進となった。

しかし、本人は幹部となった自覚がなく、庭をいじる日々を続けている。

ヴィンツェンツォ曰く、

「あいつの顔とガタイと身体能力なら、バレーにしろ、サッカーにしろ、

スポーツをやってりゃ今頃ビッグスターだろうよ」

との事。

また、敏捷性や身体能力は高いが頭の回転は遅く、

緊迫した場合では頭が真っ白になってしまう事もしばしば。

エウストマという名はギリシア語で“良い口”を意味する花名からきている。

マフィアの世界に生きる上で口は何よりも災いの元となる事を暗喩しているらしく、母親は彼に常日頃、

「寡黙な男になりなさいよ」と口を酸っぱくして云っていたが、彼はそれに反して軽口となってしまった。




 

アントニオ=パラッヅォ Antonio Palazzo 174cm 78kg

33歳。

“ローニン”の異名を持つプロベンザーノ・ファミグリアの幹部。

同名のサッカー選手が書いているのを真似して、腕に“安東尼奥”という刺青をして、

「ジャポネの言葉じゃ、これがアントニオだってよぉ。どうだ、カッコイイだろ?」とかほざいた為、

「じゃあ、お前はローニン(浪人)だな」と、恐らく侍と間違えたヴィンツェンツォに云われ、

このような誤った知識の応酬による集大成として今の異名が付いた。

おまけに、その際にヴィンツェンツォに「裏切ったらちゃんと腹を切れよ」とまで念を押されてしまった。

当の本人は単なるサッカー好きのエセ日本通である。

その調子の良さとノリはシチリア人というよりはあまりにもナポリ人に近い。

麻薬以外の非合法商業では最も実入りの大きいスポーツ関係の賭博を仕切っている男。

昔、サッカー選手を夢見たが挫折し、今ではサッカー賭博に精を出しているという歪んだ情熱の持ち主。


「女子高生引き連れて、全裸でモスクワ行進なんてしたら面白いですよね」